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ウクライナの寛容を歌ったダニエル・ビダルの「天使のらくがき」

1969年に日本でもヒットしたフランスの歌手ダニエル・ビダルの「天使のらくがき」はウクライナを歌った曲だった。ビダルの歌の動画は、 にあるが、下が邦訳の歌詞の冒頭の一部で、フランス語のタイトルは「あなたを愛する人たちを愛しなさい "Aim...
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「愛は憎しみより高く、理解は怒りより高く、平和は戦争より気高い。」 ―ヘルマン・ヘッセとイランの詩人ハーフェズ

「愛は憎しみより高く、理解は怒りより高く、平和は戦争より気高い。」 ―ヘッセ  これは、ヘルマン・ヘッセが1914年9月に「チューリッヒ新聞」に寄せた「友よ、その調子ではなく!」という短い論稿の中の一節である。第一次世界大戦は191...
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朝は必ずやってくる トルファンの夜 ーウイグルの人々は詩に希望を託す

 「故郷の人々は 老いも若きも 桑の実が落ちるように 涙を流す いつ夜が明けて 太陽が顔を出すのか 長くて暗い トルファンの夜 いつ朝になり 黄金の光がさしてくるのか 『来ないかもしれぬ』と案じて 騒ぐな 空は少しずつ明るくなり 夜が明け...
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シャンソン「赤い丘」と戦争の盗賊どもは絶対に死なない

この地は美しい血をどんなにたくさん飲み込んだことだろう労働者の血、農民の血戦争の原因である盗賊どもは絶対に死なないあいつらは罪のない民しか殺さないからさその名は赤い丘、ある朝そう名付けられたその丘によじ登った者はみな、雨溝の中に転がってい...
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オスマン帝国の発展に貢献したスペイン・ポルトガルから追放されたユダヤ人たち

 イスラエルはパレスチナ人たちを警戒や排除の対象としているが、イスラム世界では、ヨーロッパのユダヤ人差別・迫害とは異なって、ユダヤ人をその社会に円滑に受け入れてきた。 故地を追われるパレスチナ人たち1948年  たとえばユダヤ...
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日本とイスラム世界をつないだ「おしん」

 1980年代末にイランに行くと、私たち日本人は「おしん!」とよく声かけられた。「おしん」はイランで視聴率80%も超えるような人気番組だった。その頃、タクシーに乗ると、運転手から「『おしん』のストーリーの最後はどうなる?」などと聞かれた。...
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本来のアラブの「誇り」とは破壊ではなく、平等社会の建設にあった

 アラビア半島南部の国イエメンはサウジアラビアなどの空爆を受け、社会的安定とはほど遠い状態にある。イラク戦争が始まった頃、NHKの「視点・論点」で元イエメン大使の秋山進氏が「アラブの誇りとナショナリズム」というテーマで話をしていた。 ...
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ビートルズの11の反戦歌と「僕のギターは静かに涙を流したまま」

「ビートルズの11の反戦歌」というページがある。  その中には「愛こそすべて/All You Need Is Love」「レボリューション」などと並んで1968年に発売されたアルバム「ザ・ビートルズ」の中に収録されている「ホ...
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ウクライナ戦争と欧米の二重基準、オリエンタリズム

 4月1日で米軍が沖縄本島に上陸してから78年が経った。2013年にアメリカ映画のオリバー・ストーン監督はアメリカが建国の精神や憲法で民主主義や公平さをうたっているにもかかわらず、沖縄に基地の過重な負担を強いて米軍を国内法の枠の外に置いて...
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やなせたかしさんが説く「絶対的正義」と世界の安定構築

 2013年に他界した漫画家のやなせたかしさんは次のように語っていた。 「アメリカにはアメリカの“正義”があり、フセインにはフセインの“正義”がある。アラブにも、イスラエルにもお互いの“正義”がある。つまりこれらの“正義”は立場によ...
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