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清潔な水は子どもの健康や社会の安定をもたらす

 中村医師が活動していたアフガニスタン・ダラエ・ヌール周辺では子供たちがコレラや脱水症で次々と亡くなっていったが、その原因を中村医師たちが調査すると、水不足で食器が洗えないとか、汚い水を飲むなど干ばつによる水不足が原因であることがわかる。...
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日本にボルシチとピロシキを伝えた中村屋のウクライナ人

 ウクライナの伝統料理と言えば、ボルシチと水餃子、ロールキャベツなのだそうだ。(オリガ・ホメンコ「ウクライナ料理へのいざない」『ウクライナを知るための65章』)ボルシチがウクライナ料理というのは意外という気もするが、日本ではロシア周辺の起...
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映画「ひまわり」と愛し合う人たちを引き裂く戦争

 ひまわりの花言葉は「あなただけを見つめる」「愛慕」「熱愛」だが、イタリア・フランス・ソ連合作映画「ひまわり」は、まさにその言葉の通りに第二次世界大戦の対ソ連戦線で行方不明になった夫(マルチェロ・マストロヤンニ扮するアントニオ)を妻(ソフ...
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「石の上の種」と「賢い国」の日本 ―できることから始めよう

 2019年11月9日文化放送の「大竹まことゴールデンラジオ」にゲスト出演した歌手の加藤登紀子さんは、若者からどのように生きたら良いかと尋ねられた中村哲医師が「人生は思った通りに行かない。例えば、石の上に種が落ちたとしましょう。風も吹かな...
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戦争に反対したウクライナ市民 ―ペルシャ語起源の「マイダーン」は平和・繁栄の象徴

 ウクライナの首都キーウにある「独立広場」はウクライナ語で「マイダーン・ネザレージュノスチ」というが、2014年にこの広場から発生した運動「ユーロマイダーン(ヨーロッパのマイダーン)」が推進する「マイダーン(広場)革命」によって、親ロシア...
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ウクライナとロシアを結ぶ日本のポップス「恋のバカンス」

 戦争を行うウクライナとロシアの二国で人気がある日本のポップスがある。1963年にザ・ピーナッツでヒットした「恋のバカンス」だ。「恋のバカンス」は作詞:岩谷時子、作曲:宮川泰によりヒットしたが、2年後の1965年に旧ソ連の人気歌手ニーナ・...
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日本とアフガニスタンの「独立記念日」は同じ? ―アフガニスタンで聞かれる「迷信」は親日感情を表す

 一昨日は「建国記念の日」だったが、アフガニスタンに行くと、よく聞かれるのは、日本とアフガニスタンの独立記念日が同じであるという発言だ。アフガニスタンは1919年にイギリス支配を脱し、8月19日に独立を宣言した。何を根拠に独立記念日が日本...
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戦争の記憶を相続する ー日本の作家が語る「記憶」とウクライナ戦争

 作家の五木寛之氏は、「悲惨な戦争の記憶こそ『相続』しないといけない」というインタビュー記事の中で、「私が、おぼろげに記憶している昭和十二年の南京陥落のときの、国民の熱狂ぶりを伝える昭和史の本はほとんどありません。リオのカーニバルどころで...
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中村哲医師が訴えた地球の気候変動問題

 一昨日は関東一円で降雪があったが、中村哲医師は『ほんとうのアフガニスタン』(光文社、2002年)の中で「お金がなくても生きていけるけれども、雪がなくては生きていけない」というアフガニスタンのことわざを紹介している。中村医師が井戸を掘った...
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今井雅之さんが教えるウクライナ戦争の背景

 2015年5月に亡くなった俳優の今井雅之さんは元自衛隊員で、亡くなったのは集団的自衛権とか平和安保法制が国民的な議論になっている最中だった。 舞台あいさつで今井は、「今年(2011年)は戦後66年、本当の意味で日本が初めて非常に大...
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