人口から見た宗教の世界史　ユダヤ教・キリスト教・イスラムの興亡

新しく発売になった宮田の本です。本書では、世界の宗教人口の推移やその背景となった要因を明らかにするとともに、今後世界でムスリム人口がいかに増加していくかを予想し、日本もイスラムなどの日本と異なる宗教文化との接触の機会が増えていくことを紹介したいと思います。人口の動態変化に伴う宗教の相互作用がどのような学芸、文化を創り出したのか、あるいは政治的な衝突や対立を招いたのかを探り、さらに宗教人口の変化が今後どのように世界、あるいは日本に影響を及ぼしていくか、また日本の異文化との接触のあり方を考えます。