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バイデンの独りよがりと中村哲医師が「義理と人情」で得たアフガニスタンの人々の信頼

 昨年2月、アメリカのバイデン大統領はISの指導者アブー・イブラーヒーム・アル・ハーシミー・アル・クライシーを殺害したと発表した。大統領はこれでアメリカも同盟国も安全になると誇った。  過激派組織の指導者を1人、2人殺害しても、アメ...
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節分とオリエントの「厄除け」

 今日は節分。節分とは季節を分けることを意味し、季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考えられており、その悪霊祓いのために節分では豆まきが行われる。宇多天皇(在位887年~897年)の時代に、鞍馬山の鬼が出て来て都を荒らすのを、炒り豆(大...
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ウクライナにルーツをもつボブ・ディランの社会正義と戦争反対

 ロシアのプーチン大統領はウクライナ侵攻前に「アメリカが戦争に引き込もうとしている」と発言していた。 「1.我々は戦争をしたくない。2.しかし、敵側が一方的に戦争を望んだ。」これは、アンヌ・モレリ『戦争プロパガンダ 10の法則』に紹...
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作家・井上ひさし氏が日本の「平和力」の中で紹介した中村哲医師の井戸掘り事業

作家の井上ひさし氏が郷里の山形県置賜農業高校で2001年11月17日行った講演が中村哲医師の『ほんとうのアフガニスタン』という本の冒頭に載せられている。井上氏は、農業という産業に親近感を示し、農業は人を助ける、人のために大事な食べ物を提供...
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戦争の愚かさを子どもたちに説き続けた元海軍兵士

 戦争の愚かな本質を子どもたちに訴えてきた元海軍兵士の瀧本邦慶(たきもとくによし)さんが12月に亡くなっていたことがわかった。16年8月に語り部の活動をいったん停止したが、18年3月に講演を再開した。13年の特定秘密保護法、15年の安保関...
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ベンチャーズの「さすらいのギター」、加藤登紀子の満州と渋沢栄一の平和主義

ベンチャーズ The Ventures/さすらいのギター Manchurian Beat は(1971年)(動画は  にある)、フィンランドのグループ・サウンズの「さすらいのギター / Manchurian Beat(動画は にある)のカ...
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人々の自由への希求を表した歌 ―「悲しき天使」「五月のパリ」「プラハの春」

 メリー・ホプキンがヒットさせた「悲しき天使」は、元々は祖国で自由を奪われた亡命ロシア人が故郷を想ってつくった歌だった。作詞はコンスタンチン・ポドレフスキー、作曲はボリス・フォミーンの「長い道を」は1924年にモスクワで書かれて親しまれた...
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ロシア語の「世界」と「平和」は同じ言葉とオクジャワの「祈り」

 2021年夏に開かれた津田塾大学の「平和を祈る世界の詩歌 音と文字の饗宴」ではブラート・オクジャワ(1924~1997)の「祈り」が謡われた。その際、東京外国語大学名誉教授の渡辺雅司氏からロシア語では「世界」と「平和」は同じ言葉「ミール...
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農業で繁栄した地中海の王朝 -世界に誇っていたチュニジア農業

 2011年のチュニジアで起きた「アラブの春」はチュニジアの食品の価格の高騰を嘆く若者の自死によって始まり、それがアラブ諸国に広まっていった。  チュニジアは、かつて豊かな農業を誇る国だったが、地球温暖化などの干ばつによる農地の減少...
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反戦歌「花はどこへ行った」のモデルになったウクライナ・コサックの民謡

 あまり知られていないが、有名なピート・シーガーの反戦歌「花はどこへ行った」は、ミハイル・ショーロフの小説「静かなるドン」で紹介されるウクライナ・コサックの民謡をヒントに作られた。 映画「静かなるドン」341分の映画だそうです。原作...
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