本の紹介
ノーベル平和賞を受賞した有名なマララ・ユースフザイさんは、過激派集団のパキスタン・タリバン運動に銃撃されて特に欧米で注目されました。アメリカではオバマ大統領まで面会するという厚い待遇ぶりでした。それに対してアメリカの無人機の攻撃を受けたナビラ・レフマンさんは、アメリカに行っても話を聞いた国会議員は5人だけでした。二人の待遇の違いは、マララさんがアメリカの敵の攻撃を受けたのに対して、ナビラさんはアメリカの攻撃を受けたというものでした。二人の少女の境遇の違いからアメリカの「対テロ戦争」の矛盾を考えてみました。