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トルコ・シリア大震災に救助チームを送るロシアープーチン大統領に人命を大切に想う感情があるのならウクライナでの戦争を直ちに停止すべきだ

 トルコ・シリア大震災が発生すると、ロシアのプーチン大統領はトルコのエルドアン大統領、シリアのアサド大統領に犠牲者に対する哀悼の意を表し、ロシアが救助隊を両国に派遣することを伝えた。プーチン大統領に人命を大切に想う感情があるのならウクライ...
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宮沢賢治の詩に表現されるウクライナ ―人を思いやることの幸せ

 他者を思いやることを説く宮沢賢治の詩は、ウクライナの日本紹介イベントなどでも読まれたことが紹介されている。(千野境子「キエフ紀行—『遠い国』ウクライナで高まる日本への関心」nippon.com)  「人間は他人のことを思いやって行...
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戦場の恋人を想う愛の歌/涙壺、「カチューシャ」「愛しかない時」

 作家の五木寛之氏は、「ちいさい物みつけた」の中でペルシャの涙壺について下のように書いている。 涙壷には戦争に出た恋人や夫、また息子を想い、悲しむ女性たちが涙を溜めていた。むかし、ペルシャの女たちは愛する恋人は夫たちを兵隊にとられて...
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堀文子さんと「国の暴走を許さぬ賢い日本人になる必要がある」

 日本画家の堀文子さんが亡くなってから4年が経ちました。『堀文子の言葉 ひとりで生きる』の中で「自由は、命懸けのこと。」 「群れない、慣れない、頼らない。これが私のモットーです。」と述べておられます。  これは、今の日本や世...
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ウクライナにルーツをもつシャンソン歌手は独仏のイラク戦争反対をもたらした

 フランスではコンサートのチケット発売とともに、即座に完売となるほどの「神話」がある歌手のバルバラ(1930~97年)は、父親がアルザス出身、また母親はウクライナのオデッサ出身で、ヨーロッパのナショナリズムのせめぎ合いを強く感ぜざるを得な...
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秋田犬は狭量なナショナリズムを超えて ―ウクライナとロシア

 人間がペットを飼うのは、人間には「分け与える」ことに喜びを感じる本能があり、ペットを飼い、食事を与え、喜ばれ、相手に必要とされることで赤ん坊を育てるような幸せを感じるからという説がある。  秋田犬保存会の支部は現在、海外では米国、...
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バイデンの独りよがりと中村哲医師が「義理と人情」で得たアフガニスタンの人々の信頼

 昨年2月、アメリカのバイデン大統領はISの指導者アブー・イブラーヒーム・アル・ハーシミー・アル・クライシーを殺害したと発表した。大統領はこれでアメリカも同盟国も安全になると誇った。  過激派組織の指導者を1人、2人殺害しても、アメ...
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節分とオリエントの「厄除け」

 今日は節分。節分とは季節を分けることを意味し、季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考えられており、その悪霊祓いのために節分では豆まきが行われる。宇多天皇(在位887年~897年)の時代に、鞍馬山の鬼が出て来て都を荒らすのを、炒り豆(大...
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ウクライナにルーツをもつボブ・ディランの社会正義と戦争反対

 ロシアのプーチン大統領はウクライナ侵攻前に「アメリカが戦争に引き込もうとしている」と発言していた。 「1.我々は戦争をしたくない。2.しかし、敵側が一方的に戦争を望んだ。」これは、アンヌ・モレリ『戦争プロパガンダ 10の法則』に紹...
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作家・井上ひさし氏が日本の「平和力」の中で紹介した中村哲医師の井戸掘り事業

作家の井上ひさし氏が郷里の山形県置賜農業高校で2001年11月17日行った講演が中村哲医師の『ほんとうのアフガニスタン』という本の冒頭に載せられている。井上氏は、農業という産業に親近感を示し、農業は人を助ける、人のために大事な食べ物を提供...
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