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イスラエルが「兵士種族」になることを予見したハンナ・アーレント

 ユダヤ人で、ナチスの迫害を逃れてアメリカに移住した政治哲学者ハンナ・アーレントは、ユダヤ人が自分たちを排除した国民国家の原理で国家を建設すれば、今度は自分たちが他民族を排除する側に回ってしまうと説いた。ユダヤ人がパレスチナに自らの国家を...
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死者は日本の民主主義に警告する

 2019年11月28日、毎日新聞に「『ダッハウ』は過去か--独・収容所跡で考える 死者は警告する」という記事が掲載された。ダッハウ強制収容所は、ナチス・ドイツによって1933年ドイツ南部ダッハウに開所された強制収容所で、政治犯、精神的障...
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無知と差別の壁を打ち破ろうとしたベルトルッチ監督

 イタリアの映画監督ベルナルド・ベルトルッチ氏(1941~2018年)アカデミー賞9部門を受賞した「ラストエンペラー」が有名だが、個人的には5時間16分に及ぶ、ロバート・デ・ニーロ主演の「1900年」(1976年)が強く印象に残っている。...
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水木しげるさんを支えた「非戦」への情熱

 2015」年11月30日に亡くなった水木しげるさんの1周忌を前にして、妻の布枝さんが2016年11月24日の「朝日新聞」夕刊に「『ゲゲゲ』支えた非戦と情熱」と題するインタビュー記事で、水木さんの回想を語っている。水木さんが作品で伝えてき...
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マラドーナが寄せたパレスチナ・イラクへの共感とネタニヤフ・ノーベル平和賞ノミネートの「悪い冗談」

 元サッカーの名選手、アルゼンチンのディエゴ・マラドーナ氏は、大国の介入主義には常に反対の声を上げていた。ラテンアメリカやグローバルサウスの民族自決を支持し、電気も水道もなかった貧困家庭に育った自らの境遇と世界の貧しい子供たちのそれを重ね...
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旅人に対するホスピタリティ -イスラムの寛大なる情

 東京のアラブ・レストランに行くと、多くのアラブ人たちが入れ替わり立ち替わりやってきて食事や水タバコを楽しんでいる光景を目にする。多くがこちらには気さくな笑顔を浮かべているが、彼らの様子を見ていると、イスラムのコーラン(クルアーン)にある...
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フランシスコ教皇の核廃絶の訴えと無常観

 フランシスコ教皇は2019年11月24日、長崎市の爆心地公園で世界各国の指導者に向けて「核兵器のない世界を実現することは可能であり必要不可欠なことだ」と訴え、被爆地の長崎市については「核兵器が人道的も環境にも悲劇的な結末をもたらすことの...
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木内みどりさんの「死ぬのは一般市民!」

 女優の木内みどりさん(1950~2019年)は学生時代に住んでいた目白のピーコックに一人で買い物に来ておられたのを何度か拝見したことがある。TBSのポーラテレビ小説「安ベエの海」で主演するほどの有名人だったので、とても話しかける勇気はな...
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カシミールとパレスチナ -不義に抵抗し、弱者を助ける「エルトゥールル」

「エルトゥールル」と言えば、日本では和歌山県紀州沖で1890年に座礁・沈没したオスマン帝国の軍艦エルトゥールル号を思い出すだろう。エルトゥールル号は串本町大島樫野崎沖を航海していたが、台風に遭遇して、岩礁に激突して、オスマン少将以下、58...
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オバマ回顧録と「腐敗した民主主義」 -イスラエル・ロビーは政治家を堕落させる?

 2020年11月17日に17日に発売されたオバマ元大統領の回顧録『約束された土地(Promised Land)』で、彼はイスラエルを批判する人は「反イスラエル」とレッテルを貼られ、次の選挙では、親イスラエル・ロビー(圧力団体)によって潤...
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