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日本人「カカムラ(ナカムラ)」の遺産と「ふるさとアフガニスタンを思う歌」

 映画監督、ジャーナリストの新田義貴さんの9月16日付ツイートに、「タリバンの検問所で、町のバザールで、兵士も市民も僕たちが日本人だと分かると『カカムラ、カカムラ(中村哲医師のこと、カカにはおじさんという親しみを込めた意味がある)』と言っ...
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愛と寛容を説き世界史に大きな影響を与えたアフガニスタン出身の詩人ルーミー

 愛と寛容を説き、世界史に最も大きな影響を与えたアフガン人と言えば神秘主義者であり詩人でもあったメヴラーナー・ジェラーレッティン・ルーミー(1207~73年)だろう。旧政権時代の2007年は、ルーミー生誕800年にあたった。在日アフガニス...
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彼岸花 ―アフガニスタンの独立に理解を示した日本人たち

 彼岸花の開花が伝えられるようになった。赤い彼岸花の花言葉には、「情熱」「独立」「再会」などがあるそうだ。  彼岸花が属するリコリスは東アジアの日本や中国から、ベトナム、タイ、ミャンマー北部を、ネパール、パキスタン、アフガニスタン、...
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チャールズⅢ世とイスラム世界 ―新国王はイラク戦争に反対し、パレスチナに同情した

 イギリスの新国王チャールズⅢ世から日本人が即座に連想するのはダイアナ妃との結婚、カミラ夫人との不倫とダイアナ妃との離婚なのかもしれない。あまり肯定的なイメージはないかもしれないが、しかしイギリスの王室史上最もイスラムを知り、イスラムに親...
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イスラムの建築様式を採り入れたワールドトレードセンターは世界宥和のシンボルだった

「映像の世紀バタフライエフェクト 9.11同時多発テロへの点と線」(NHK)は、911の同時多発テロに至る人物たちや、また建築の革新、旅客機の進歩などがいかに911の事件、ワールドトレードセンターの崩壊に集約されていったかという内容だった...
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三浦瑠璃さんの深刻な見当違い ー「イスラエルは民主主義国家」

 テレビなどによく登場する三浦瑠璃氏は『文春オンライン』で「日本に平和のための徴兵制を ―豊かな民主国家を好戦的にしないために、徴兵制を提案する」という記事を書いている(2014年9月2日付)。記事の中で「民主主義の成熟度が高いイスラエル...
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米国に求められているのは戦争ではなく、テロを抑制するための途上国への支援

 2002年にアフガニスタンを訪問した直後にニューヨーク・マンハッタンに行った際、人間と自然を隔絶する「巨大な技術文明の障壁」を感ぜざるを得なかった。マンハッタンの人々にアフガン人たち生活が想像でき、また彼らの心情が理解できるだろうかと・...
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911から22年 ~変わらないアメリカの政策

 今日で911の同時多発テロから22年だが、テロが発生する要因に変化がないように見える。1998年2月23日付のオサマ・ビンラディンの声明は次のように述べている。 「湾岸戦争など米国のイスラム世界への介入の目的の背後には、経済的、宗...
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広島平和公園とアフガニスタンのバラ🌹 ―月が満ちるには時が必要

 広島平和公園の一角には小さなバラの庭園がある。1960年に西ドイツ首相のアデナウアーが来日した際に、その随行員の一人に国会議員で医師のマックス・シュルツェ・フォールベルクがいた。彼は日本の桜の美しさに魅了され、西ドイツに桜の木の寄贈を依...
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日本で活動するアフガニスタン人医師の「針と糸」

 静岡県島田市で「レシャード医院」を開業するアフガニスタン人医師のレシャード・カレッドさんは、911の同時多発テロを受けて2001年10月に米国などによるアフガニスタン攻撃が始まると、2002年4月にNGOの「カレーズの会」を発足させた。...
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